梅雨 Ⅳ
梅雨の晴れ間、西南学院大学にある〈 聖書植物園 〉に行ってまいりました。
http://www.seinan-gu.ac.jp/shokubutsu/
聖書に登場する植物を可能なかぎり復元、展示すべく1999年11月から大学の50周年開学記念に開園されました。大学構内を巡る形でこの13年間で100種・植栽されております。正にハーブの世界です。パレスチナ・亜熱帯(地中海性と砂漠性気候)と日本・温帯地域(海流による気候変動)との違いから来るご苦労が完全な直植えといかないところも納得でき、逆に大切にされているのがわかります。私のような者にも、これまでに、聞きかじっている世界がその時代と共に蘇りました。ハーブが語るのだと思います。一度覗かれては・・・・・・、 西南学院大学正門・管理人室前に「聖書植物園」A5サイズのパンフレットが置かれています。 無料。これに学内を巡るMAP、100種の植物写真案内
100種のほんの一部ですが、どうぞ・・・
Sarcopoterium spinosum トゲワレモコウ/茨 十字架のキリストの頭上にある
Zizyplus spina-christi L. トゲハマナツメ(キリストイバラ)/茨
どちらも棘があり、痛いに違いない
Foeniculum vulgare フェンネル/ウイキョウ・・・多年草の結果、ここまでになるみたい
★ ジャーマンカモミール:植物園リストには挙げられていませんが一休したくなる・・・
Lawsonia inermis ヘナ・・・お世話になっていますので、あってみたかったです
★ 此処から道挟んで東側、西南学院大学博物館の方へ移動
Artemisia absinthium ニガヨモギ・・アブサンですね。嬉しいかも、
西南クロスプラザという地域交流の場として設けられているオープンカッフェがあります。そこを見ながら、奥に進むと博物館
Micromeria SP エンペラーズミント/香り草
百番目がエンペラーミントで何故かホッとします。博物館周りは優しげなミント、ユリ、バラが植栽され、現在、「閉ざされた島 開かれた海 鎖国の中の日本」と題した催事が無料でやっています。小ぶりで見やすいです。韓国の学生さん達が来館されていました。そうか、英語でいいのか・・・。これは、大名の路地を入ったショップにあるハーブの植栽、帰り道に出会いました。今日巡った植物園のハーブがあって、うまく背丈も組み合わされ、素敵でした
ハーブガーデンのひとつの形、見学お勧め!!
Phoenix dactylitera ナツメヤシ ヤシ科 ソースの原材料(甘味、とろみ)
★ 生命の樹 王宮の庭
Cedrus libani A .Rich レバノンスギ マツ科
★ カディーシャ渓谷と神の杉の森 ユネスコ世界遺産