宝満山
< 2012/4/15 宝満山上宮 玉依姫命>
私が50歳代で登山をマイペースで始めたときに宝満山から若杉山へのコースがありました。
福岡の人たちが、夏山登山に向けて、わが身鍛錬に使う山です。山岳部の学生さんたちが、頭を越える荷物を背負って
走るように降りていく姿に出くわすこともありました。
6時間くらい山の中に入ることになります。
山岳同好会の方たちと一度、ご一緒した時に、若杉山を一挙に駆け上り、
途中、金剛寺の水飲み場で、三分立った侭休憩、若杉山一挙に駆け下りて
ショウケ越の陸橋越えたところで一休み、八分休憩
蕨摘みが許されて十五分休憩に、砥石山の狭い上りを後ろのパーティーの状態を前に伝える役目を
仰せつかり、状態により五分休憩、立った侭、
そのまま三郡山、頂上越えて、昼十五分が二十分になり、宝満山頂上寄らず、
(2012/4/15晴天、日差し強し、宝満山頂上より桂川町の方向を望む)内山へ一挙に降るコースで、三時過ぎにはバス停に落ち着いていました。
右足付け根を傷めて、その夏の富士山行きの鍛錬を休むはめになり、
その後、誘われた山岳同好会は丁重にお断りしましたが、パーティーを組むとはこういう事なのかと・・・、
マイペースの覚束なさを、ばっさり切り捨てられた経験でした。
奥深し、山登り・・・。その時は、知り合いの低山部で充分と肝に命じました。
夢はヒマラヤ探訪ですが・・・。
その年登った富士山では、Tシャツ半ズボンで元気に登ってきている白人青年の姿に接し、
軽い冬山用姿の日本人をある意味、深く考えたことでした。
ちらちらと散る零桜が汗をかいて下りてきた身に、安らぎを与えてくれます。
神紋は桜と菊の宝満山竈門神社、御祭神は玉依姫命、神巧皇后、応神天皇
高山病に掛かりやすい人、そうでない人があるそうですね。
科学的に立証されているなら無駄な努力をせずとも、すみそうですが・・・。
<宝満山三合目辺り、水飲み場、これより上は無し>